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NERIMA PROJECT
2006/08/18/08:53:02
No.17
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田中【asp】
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先日見た「NERIMA PROJECT」が新建築0608に載っています。効率よい計画とそれを外観に生かすデザインが印象的ですが、室内の写真は特に興味をひかれました。僕も住めるナァと好印象です。一方でH・Iタイプの住戸の印象はやや違和感があります。僕なら、他のA・Bタイプと揃えたつくりにした上で1Fをピロティにするかなと。現状は、「広場路地」と呼ばれているピロティは駐車スペースでもあることから、持っている空間の雰囲気がカウントダウン状態です。1Fを全て「広場路地」としたら、ベンチや植栽も置けてこの空間の雰囲気はずーっと保てます。 たまたま集まっているだけを表現する集合住宅が多い中、集まっている意味を地域の枠組みから改めて見いだそうとするこの「NERIMA PROJECT」は好きですが、同時に「コンセプトを単純に完遂する」ことを主眼にせず計画としてのバランスをとったこの「NERIMA PROJECT」を「大人っぽい」と感じる複雑な気持ち・・・これを止揚できたらと思います。
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Re:NERIMA PROJECT
2006/08/18/15:47:21
No.18
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藤本【asp】
HOME
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今月号の新建築は、集合住宅特集しかも住宅地に建つ小規模なものが多く採り上げられていて楽しめました。 若松さんの「NERIMA PROJECT」。 先日の見学では外部のみでしたので、掲載されていた図面や内部写真を見ながら、新たに気になった点を挙げてみます。 配置図を見ていると、1階のピロティと1階の2つ住戸の関係が不自然に思えます。 ピロティを「広場路地」として位置付け、外部の人が行き交う半分公共的な場所にしながらも、それに面する1階住戸部分(A、B部)が上階と同じタイプという在り方に違和感を感じます。 田中くん記載のように、全ての1階部分をピロティとし公共に還元するあり方も考えられますが、他にも採光や通風などの点から居住環境が相対的に良くないこのような場所は、SOHO利用や納戸利用が可能な多目的スペース(ANNEX)とするなど特徴的な専有部分に還元するというプログラムも考えられたのではと思いました。 |
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Re:NERIMA PROJECT
2006/08/21/19:54:47
No.19
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清正【asp】
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「NERIMA PROJECT」新建築で見ました。いくつかの「?」と「!」 ・ピロティ部分の仕上げなぜ廻りの路地と異なる仕上げにしたんだろう? ・C,D,H,I住戸以外であれば、SOHOとして使う人もいるんだろうな! ・H,I住戸には4階からも入れたらいいのに、なぜ入れないだろう? ・H,I住戸の窓の付き方が好き! ・ピロティ棟の住戸は洗濯物何処に干すんだろう? ・↑ひょっとして、ツタ用のワイヤー?洗濯物がファサードに! ・広角写真ってずるい!(東側道路に向いているバルコニー、写真だけみると3mくらい出ている気がしましたが、図面をみると1.6m程度でした。。。)
「大人っぽさ」とは違いますが、「コンセプトを単純に完遂する」ということについて。 「コンセプトを単純に完遂する」に、あまりにも固執しすぎると、ひとりよがりのゲームになってしまいますよね。実際そのような建築も多い気がします。 軸となるコンセプトは持ちつつ、「気持ちいい!」とか「ワクワクする!」といったプラスの感情を与えられる建築ができるといいなと思います。 気持ちよくするためにはどうすればよいのか?答えははあるのか?ないのか?日々自己問答ですが、建築の設計が「ゲーム」にならないよう、「気持ちいい空間を作りたい」という意思だけは持ち続けたいと思います。 |
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Re:NERIMA PROJECT
2006/08/22/01:07:40
No.20
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田中【asp】
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「?」と「!」についての僕の解釈は以下です。 ■「ピロティ仕上げ」について 周辺とつなげたいけど人が入りすぎても困るので領域を明示する予防線を張るというバランス。また、アスファルト仕上げにすると展圧機で地中梁を傷めるからなど。 ■ 「H,I住戸には4階からも入れたら…」について 避難上・意匠上バルコニーはつけておくけど4階はオーナーの占有階とするというバランス。
1階を全て「広場路地」にするのが一番スッキリしますが、それができないなら高さ方向の恩恵を皆が享受できるようABCDHI住戸の階高が按分されて3200になるというのが僕的には多少スッキリします。がその辺りをスッキリさせるのではなく、外観をスッキリさせるのが「大人っぽい」バランスなのでしょうね。しかしながら「大人っぽさ」が唯一、臭みを帯びてしまっているのが、藤本君の言う「1階の不自然さ」辺りです。実際は別ロジックの2棟を1棟として見せるデザインの齟齬が1階で露呈してしまっているから。その1階が一番のコンセプト空間であることが残念。しかししかし、その齟齬を隠すことなく堂々と開帳するのも「大人」な感じです。 余談ですが、前コメントの「効率良い計画を外観のデザインに生かす」を具体的に言うと「4層を10m以下でつくることで産まれた薄いスラブ表現」ということになります。石黒さんの調布のアパートメントしかり「4層を10m以下でつくる」時のデザインの可能性って結構ありそうですね。
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Re:NERIMA PROJECT
2006/08/22/15:10:07
No.21
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清正【asp】
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「ピロティ仕上げ」について 本当に『人が入りすぎても困る』でしょうか?写真から見る限り、あの立地でそれ程多くの人が入ってくるとは思えないし、人が入り過ぎても困らない構成だと思います。 仕上げの違いにより路地部分が強調されてしまい、配置・1階平面図でみられるような、ピロティ部分の伸びらかさが無くなっているのが残念です。墨モルタル等の仕上げで色合いを揃え領域の明示の仕方をやわらかくしても良かったのでは。。
「ABCDHI住戸の階高」について この住戸の階高は、北側斜線により切り取られた上部の高さと1FLの高さを3等分して決められていて、斜線により切り取られる部分が3階住戸の余剰空間として利用されていると思います。 与条件により建築面積が決められ、その中での最高点を基準に高さを決定していく手法は、先日のasp案件での「上から積み下げる」考えにも通じる部分がありますね。
「4層を10m以下で・・デザインの可能性」 厳しい与条件により導き出される形態は、作り手の恣意的な部分から切り離され、清々しい表情を見せますよね。このフォーラムに記載のある富士山の測候所もその一例だと思います。 その部分を見いだし、うまく表現していくことで可能性が広がっていくのではないでしょうか。 |
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