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下町で商う家

平面計画〜無駄をなくして広く使う

ローコストでしかも1階店舗と狭小住宅の複合という計画の与条件から、法律的に可能な最大限の床面を基本として
実用的に必要な間仕切り(トイレ・浴室)のみを配置し、その他はオープンな構成としています。
同時に各層各1個室の配置とすることで、家族間のプライバシーを配慮しつつ、開放的な空間を獲得しています。

構造計画〜鉄骨造+木造

下町特有の軟弱地盤であったため、建物全体の軽量化が必須でした。
1階が店舗で、できるだけガランドウの室内とする要望があったため、鉄骨造が前提となりました。
鉄骨造を採用しながら、できるだけの軽量化を実現するために、建物の基本的な構造は鉄骨フレームとし、
その他の部分、床組みや外壁間柱などは、木造としました。
また、室内空間をできるだけ広くするために100o×100oの角パイプを柱として採用。
柱と梁が外壁内部に納め、適宜ブレースによって建物の剛性を確保しました。

設備計画〜平面・断面で工夫してコストを落とす

電気・ガス・水道といった設備はすべて道路側からの供給でしたので、施工性・経済性を考慮し、キッチン・トイレ・浴室の位置を上下に配置し、配管の集約化を行い、パイプスペースを道路側に確保しています。

建築と設備の寿命が異なることにより、将来的に発生する設備機器配管の修繕を考慮しています。
床下収納部分にパイプスペースを設け、配管経路の確保と点検・更新時の作業性に配慮しました。

また、トイレ・浴室を2.5階に配置することで、2階・3階からの相互利用を行い、実用性を損なうことなくローコスト化を図りました。


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